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4―3―3継続、森保監督が史上初最終予選5連勝 W杯切符懸け豪州戦「もう一度確認して臨む」

[ 2022年2月2日 05:30 ]

カタールW杯アジア最終予選B組   日本2―0サウジアラビア ( 2022年2月1日    埼玉 )

<日本・サウジアラビア>前半、指示を出す森保監督(撮影・光山 貴大)
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 森保監督が史上初の最終予選5連勝を達成し、W杯切符に王手をかけた。「アジアで2度、同じ相手に負けられない」。2敗を喫し、常に進退問題と隣り合わせとなった最終予選。始まりは昨年10月のサウジアラビア戦の敗戦だった。両サイド裏のスペースを狙い、素早い攻撃からの2得点で雪辱した。

 先発は中国戦と同じ、布陣も4―3―3を継続した。低調だった長友か、2点目をアシストした中山か。左SBの起用を巡った論争にも「大きく変える必要はない」と指揮官。これまでも固定化された選手選考など批判はあったが、最後は自身を信じ、結果で雑音も封じ込めた。

 次戦は3月24日、敵地でのオーストラリア戦。W杯切符の懸かる一戦へ「誰かが与えてくれるものではない。そこはもう一度、確認して臨みたい」と指揮官。過去、W杯予選から本大会まで継続して指揮した日本人監督はいない。現役時代に「悲劇」を経験したドーハの地へ、大きく近づいた。

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2022年2月2日のニュース