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浦和のウサイン・ボルト!? 「自分の中で感覚がいい」大久保が走り方の“深化”を明かす

[ 2022年2月2日 14:33 ]

キャンプ地からオンライン取材に応じた浦和の大久保智明

 沖縄・金武町でキャンプを行っている浦和のMF大久保智明(23)が2日、オンライン取材に応じた。今オフには、昨季までチームメートだったDF西大伍(34)の紹介で参加陸上の世界選手権(ベルリン)に出場経験のある10種競技の池田大介とトレーニング。体の使い方で“深化”を遂げたという。

 浦和のウサイン・ボルト……になるかもしれない。池田氏からは体の使い方や重心移動などを深く知るきっかけをもらった。特に強調したのは走り方。現100メートル、200メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルトの映像を研究。フォームを比較し、世界一を学んだ。

 「まず自分が走っているときにどういうフォームをしているかを紙に書いてと言われた。自分の理想の走り方を横から見た絵を描いて、その後に実際にウサイン・ボルトの走り方を見る。自分が描いた走り方と世界一速い人の走り方を比べてズレがあったので、そこをまず認知する。それを覚えたうえで動き方に変えていった」

 まるで陸上の短距離選手のような速さを手に入れた!という劇的な変化とはいかない。それでも「(今年の走りはボルト?)それは分からないが、自分の中で感覚がいい」と手応えは十分。プロ2年目を迎えるレフティーのドリブラーが、ライトニング・ボルト(ウサイン・ボルトの愛称)のように埼スタを疾走する。

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サッカーの2022年2月2日のニュース