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横浜DF畠中 “相棒”チアゴ・マルチンス移籍濃厚で思い吐露「本当に絆も深い 悲しいですけど」

[ 2022年2月2日 15:57 ]

横浜DF畠中
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 横浜のDF畠中槙之輔(26)が2日、キャンプ先の宮崎からオンラインで取材対応。リーグ優勝した19年シーズンを筆頭に鉄壁のセンターバックコンビを結成し、この日までに米MLSニューヨーク・シティーへの移籍が決定的となったDFチアゴ・マルチンス(28)に対する思いを語った。

 チームはこの日の午前、同じブラジル出身で同じセンターバックの鳥栖のDFエドゥアルド(28)の加入を発表。と同時に、チアゴ・マルチンスが移籍を前提とした調整に入り、チームを離脱したこと公表した。畠中は約3年半コンビを組んだ“相棒”について聞かれると、開口一番「僕個人としては、さびしいですし」と切り出し、「やっぱり2019年一緒に試合に出続けて、優勝を経験して、本当に絆も深い。悲しいですけど」と率直な気持ちを吐露。その上で「彼の考えだったり、サッカーに対する思いというのはリスペクトできるものもあるので、そこはチアゴが移籍先で活躍してくれることを願って、しっかり応援したいと思います」とエールを送った。

 またチアゴの離脱により、畠中には今後DFリーダーとしての役割がより求められることになる。昨年8月に負った左ハムストリング付着部損傷からの完全復活を期す26歳は「チアゴに助けられている場面だったり、そういう試合がたくさんあった」と振り返り、「自分が今まで助けてもらったことを、今度は他の相方だったり、他の選手を助けてあげられるように、もっと成長しなければいけない部分がはっきり出てくる年だと思う。気合い入れて頑張りたいと思います」と力を込めた。

 なおチームはこの日、J2山形と今季初の対外試合(30分×4)を実施。畠中は60分間プレーし、「60分しっかりプレーできましたし、プレーの感覚もそんなに悪くない。開幕?出るつもりで、自分としてはコンディションを作っています」と、19日にホームの日産スタジアムで行われるC大阪との開幕戦を見据えていた。

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2022年2月2日のニュース