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元日本代表鹿島・安西 長友から刺激「数字の部分では負けない」代表復帰に意欲

[ 2022年2月2日 14:21 ]

代表復帰へ意欲を見せた鹿島・安西(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真

 鹿島の元日本代表DF安西幸輝(26)が宮崎キャンプ中の2日、オンライン取材に応じ、代表復帰に意欲を見せた。同じ左サイドバックを主戦場とするDF長友佑都(35=FC東京)がW杯アジア最終予選サウジアラビア戦(1日)で見せたプレーに刺激を受けたといい「(長友)佑都君と争う中で僕が求められるのは数字の部分。そこでは負けないようにしたい」と意気込みを語った。

 安西は19年3月に代表デビューし、5試合に出場した経験を持つ。長友の凄さを間近で見てきただけに、中国戦(1月27日)の低調なパフォーマンスを契機に巻き起こった“世代交代論争”をバネに結果を出した大ベテランに敬意を払う。「代表に選ばれ続ける大変さは知っている。批判がある中でもサウジ戦に関してはクオリティが高かった。佑都君のプレーを見ると、僕自身はまだまだですね」

 森保体制では20年10月のカメルーン戦を最後に代表からは遠のいているが、カタール行きを諦めた訳ではない。オフには2部練習を敢行するなどフィジカル、スピード強化に着手。縦に速いサッカーを目指す新生鹿島では自分がさらに輝けると感じている。「自分のスプリントやドリブルなど特長は発揮しやすい。(Jリーグで)アシストやゴールなど数字の上で結果を出し続けるしか代表入りはないのかなと感じている」と19日の開幕を待ちわびている。

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