オーストラリア　後半44分にPKで痛恨の失点　オマーンと引き分けて日本との勝ち点差が3に開く

　サッカーのW杯アジア最終予選で1日、B組3位のオーストラリアが敵地で4位のオマーンと2―2で引き分けた。2位の日本はこの試合の前に行われた首位サウジアラビアと対戦を2―0で制していたため、2試合を残してオーストラリアとの勝ち点差は3に拡大。日本は次節3月24日に敵地で行われるオーストラリア戦に勝てば7大会連続7回目のW杯出場が決まるが、引き分けても最下位ベトナムとの最終戦（3月29日）を残して3差を維持できるため、突破に大きく近づいた。

　オーストラリアは前半15分にFWマクラーレンが先制点。国内リーグのメルボルン・シティーで4戦連発中のストライカーが代表戦でも1月27日のベトナム戦に続いてネットを揺らしたが、追加点を奪えない中で後半9分に失点した。同34分にMFムーイが勝ち越し弾を決めたものの、同44分にPKで痛恨の失点。土壇場で貴重な勝ち点3を逃し、苦しい状況に追い込まれた。