森保監督、3・24豪州戦へ「勝ってW杯出場権つかむ」「佑都は全てをエネルギーに変える」

男子サッカー日本代表の森保監督
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　日本代表の森保一監督（53）が快勝したW杯アジア最終予選サウジアラビア戦から一夜明けた2日、オンライン取材に応じた。宿泊先に戻った後、日本時間の深夜に開催されたオマーン―オーストラリア戦もチェック。その後も寝付けず、ウトウトとした程度でほぼ徹夜で夜を明かしたという。

　結果、B組3位のオーストラリアが引き分けたため、2試合を残し、同2位の日本との勝ち点差は3に広がった。3月24日、オーストラリアとの敵地での直接対決に向け、追い風が吹いた。それでも「われわれは勝利を目指して戦う。勝ってW杯出場権をつかみ取る戦いをしたい。受け身にならないということを共有して臨みたい」と話した。

　今回は主将のDF吉田を欠きながら2連勝。「麻也がいないのは残念でしたが、1人1人が責任を持ち、チームのために言動してくれた。そこに麻也が帰って来てキャプテンシーを発揮し、レベルアップした代表を作ってくれれば」と話す。また左SBの起用を巡って論争が巻き起こりながらサウジアアラビア戦で結果を残したDF長友については「佑都はいつもスーパーポジティブ。（周囲の雑音も）全て自分のエネルギーに変えてしまう。私も見習いたい」と称賛していた。