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浦和・大久保 「裏への動きを増やしていければゴールも取れるんじゃないかなと」イナズマ純也をお手本に

[ 2022年2月2日 14:56 ]

キャンプ地からオンライン取材に応じた浦和の大久保智明

 沖縄・金武町でキャンプを行っている浦和のMF大久保智明(23)が2日、オンライン取材に応じ、「同じポジションの補強もあるので、去年1年やっているというアドバンテージを意識しながら、数字にもっとこだわってやりたい」と今季に懸ける意気込みを語った。

 レフティーのドリブラーはプレーの幅が広がった手応えを感じながら、新シーズンをスタートさせた。「学生時代はずっと右サイドしかやってなかったが、去年は左サイドやトップ下やFWでもプレーした。今はどっちサイドでも大丈夫と言えるようになったので、強みになったなと思う」。昨季のリーグ戦で18試合1得点。もちろん今季はそれ以上が目標だ。

 「目標の一つは全試合メンバー入り。補強もあったが、自分が一番活躍したいと思っている(得点も目標は)具体的な数字を決めてないが、1点目をいつ取れるのかが重要。なるべく早めに点を取りたい。自分は狭いスペースのドリブルで他の選手とは違うと思っている。細かいスペースや瞬間的に飛び出すところで差をつけられるんじゃないか」

 今オフに新加入した“リカルド・チルドレン”のMF岩尾憲(33)からアドバイスをもらったことも明かした。まだ一緒にプレーした期間こそ短いが、「どうやったらトモ(大久保)が良くなるかが数日やって分かってきた」と言われ、「裏に抜ける動きを増やすことで得点の確率が上がったり、よりゴール近くでプレーできると教わった」という。

 また、1日に行われた日本代表のサウジアラビア戦からも学びがあった。「(1得点1アシストの)伊東純也選手は裏に抜ける動きが多かった。自分はどちらかというと足下で受けようとするタイプだったので、裏への動きを増やしていければゴールも取れるんじゃないかなと思う」。イナズマ純也のように、埼スタで閃光のようなプレーを体現する。

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2022年2月2日のニュース