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アーセナル、リーグ杯準決勝敗退 強行出場の冨安に指揮官は「無理してもらうしか…誇りに思う」

[ 2022年1月21日 11:30 ]

イングランド・リーグ杯準決勝第2戦   リバプール2―0アーセナル ( 2022年1月20日    英国・ロンドン )

リバプール戦で攻め込むアーセナルの冨安(共同)
Photo By 共同

 冨安健洋(23)のアーセナルは、南野拓実(27)のリバプールに0―2で敗れ、2戦合計0―2で敗退した。右ふくらはぎを痛めていた冨安は1日の国内リーグ・マンチェスターC戦以来、公式戦3戦ぶりの復帰で右サイドバックとしてフル出場。アルテタ監督によれば、チーム練習にも合流できていない状況だったが、故障者続出のため強行出場した。しかし、前半19分に先制を許した場面では得点したジョタに簡単にかわされるなど精彩を欠き、チームも最近の公式戦4試合で1分け3敗となった。

 試合後の指揮官は冨安のコンディション不良を懸念する質問に「彼は非常によくやってくれた」と対応。「この試合で起用したくなかったが、セドリックとカラム・チェンバーズが離脱して右サイドバックが1人もいなかった。彼に無理してもらうしかなかった」とチーム状況を説明した。さらに「彼もこの状況を理解し、試合に出ると言ってくれた。チーム練習を一度もこなしていないが、それでも出場して仕事をやってくれた。非常に誇りに思う」と強行起用に応じた冨安をかばった。

 南野は後半18分からFWでプレー。勝ち上がったリバプールは2月27日の決勝でチェルシーと対戦する。

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