なでしこアジア杯大勝発進　長谷川「他の選手との違いを見せて優勝したい」

後半、ゴールが決まり猶本と抱き合い喜ぶ長谷川（右）＝AP
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　サッカー女子日本代表は21日、W杯予選を兼ねたアジア杯1次リーグ第1戦のミャンマー戦で5―0と大勝した。前半22分にMF長谷川唯（24＝ウェストハム）のクロスからFW植木理子（22＝日テレ東京V）が先制弾。後半2分には長谷川が植木のアシストから追加点を奪い、さらに4―0で迎えた終了間際に長谷川がトドメの一撃となるゴールを決めた。

　24歳の技巧派が格別の輝きを放った。長谷川は2得点1アシストで、この試合のMVPを獲得。FW岩渕真奈（28＝アーセナル）が新型コロナウイルスの陽性反応を示して隔離される中、エースの不在を感じさせないプレーで攻撃陣をけん引した。

　前回大会の優勝を経験しているが、「内容では優勝という気持ちになれなかった」と悔しさを胸に秘める。「今大会は他の選手との違いを見せるところだったり、ゴールにつながるプレーをたくさんして優勝したい」。決意と強い覚悟を胸に、勢いのままに頂点まで駆け上がる。