川崎F・家長 初のハットで圧勝貢献、左足首負傷押して奮闘 指揮官「敬意を払います」

[ 2020年11月25日 21:29 ]

明治安田生命J1第29節   川崎F5―0G大阪 ( 2020年11月25日    等々力 )

<川崎F・G大阪>後半27分、家長がハットトリックとなる3点目のゴールを決めアシストの三笘を指さす(撮影・篠原岳夫)
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 首位の川崎Fが2位のG大阪を5―0で下し、2年ぶり3度目のリーグ制覇を成し遂げた。4試合を残しての優勝決定は、10年名古屋の3試合を超えるリーグ史上最速記録。直接対決を圧巻の内容で制し、今季限りで現役を引退する元日本代表MF中村憲剛(40)の花道を飾った。

 FW家長昭博(34)は大一番で自身初のハットトリックを達成した。1―0の前半45分、「昨日の練習で狙っていた形」と、右CKのこぼれ球を左足で押し込んだチーム2点目を皮切りに、後半はFW三笘薫(23)の絶妙なパスに反応してさらに2点を追加。V決定戦でのハットトリックは17年の小林(川崎F)以来3人目の快挙となった。

 試合後、鬼木監督からは14日の鹿島戦で左足首を痛めていた事実が明かされた。「ケガして2試合出られなくて優勝が決まっていなかった。最後ホームで試合がG大阪があるとなった時に、監督からは“出てもらいたい”という話をされた。選手としてはうれしいしその期待に応えたいというのがあった」と家長。指揮官からは「昨日から注射を打ちながらやっているような状況で、ほんとに彼の男気というものに期待して使ったわけですども、それに応えてくれた。背中で見せる選手、結果で見せる選手だなと改めて敬意を払いますね」と奮闘を称えられた。

 自らのゴールで決定づけた優勝について、家長は「17年18年と2連覇が続いて去年の19年は3連覇を目指していた中で苦しいシーズンで悔しかった。それを受けて2020年はもう一度チャレンジする年だと掲げて始まった。コロナでいろんなことがあったシーズンだが、優勝目指して1年間やってきたのでチームで働いている人、応援してくれている人の思いが報われた。また忘れられない一つの優勝になった」と感慨深げに振り返った。今季残るタイトルは天皇杯。「憲剛(中村)さんとプレーできるのも限られた時間なので、みんなでもう一度優勝して笑顔で最後全員で終われるようなシーズンにできたら」と有終の美を誓った。

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