J2新潟 アルベルト監督続投!古巣バルサからオファーも“アルビ愛”で決断

[ 2020年11月25日 06:40 ]

来季の続投が決まった新潟・アルベルト監督
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 J2アルビレックス新潟は24日、アルベルト・プッチ・オルトネダ監督(52)の来季の続投を発表した。新潟は4年連続でシーズン中に監督が交代しており、2年連続開幕から指揮を執れば12~15年の柳下正明氏(60=現J2金沢監督)以来となる。以前所属したスペイン1部の名門バルセロナからもオファーが届いていたが“アルビ愛”で新潟残留を決断した。

 練習前のミーティング、中野幸夫社長(65)が「この1年を無駄にしたくない。流れを止めたくない。今季が終わるまで最後まで一緒に戦い、来年につなげよう」と話し、アルベルト監督の来季続投決定を伝えると、選手たちから拍手が湧き起こった。

 アルベルト監督は会見で「選手たちはみんな喜んでくれたと思う」と振り返ったが、その言葉通り練習中も選手たちは笑顔が絶えなかった。

 飲酒運転問題の影響で交渉開始が遅れた。指揮官は「ここ数年は、シーズンが終わる半年前から次のシーズンのことを考えているが、今季はどうすべきか判断が難しかった。(夏の時点で)新潟が続投を望んでいるのか分からなかった」と胸の内を吐露した。

 是永大輔前社長(43)の辞任を受けて6日に再登板した中野社長は急ピッチで来季の人事を進めた。アルベルト監督に続投を要請し、4回にわたって話し合いを重ね、23日に最終合意に至った。

 指揮官は「正直、他のクラブからもオファーがあった。以前に所属していたバルセロナに戻る可能性もあった」と14年まで在籍した古巣バルセロナからオファーがあったことを明かした。それでも「サポーターや選手、クラブが私を大切に思っていることが伝わった。バルサの会長選挙の結果がどのようであっても(どんなオファーが来ても)来年一年は新潟で指揮を執ることを誓う」とビッグクラブでの仕事よりも“アルビ愛”を選んだ。

 J1昇格を目指す今季の戦いは続くが、来季のチーム編成にも着手しなければならない。主力の多くが期限付き移籍選手で去就が注目されるが、指揮官は「レンタル(期限付き移籍)選手が残ってくれるよう最大限努力する。大切に思われて、望まれて来た選手なので残ってほしい。それが私たちの願い」と自ら慰留する考えを示した。

 ◆アルベルト・プッチ・オルトネダ 1968年4月15日生まれ、スペイン・カタルーニャ州カンブリス出身の52歳。03年バルセロナに入り、スカウト、アカデミーコーチ、アカデミーダイレクターを歴任。その後、ガボン協会テクニカルダイレクターなどを務め、昨年は米MLSニューヨーク・シティーのヘッドコーチ。今季から新潟監督。

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