川崎F・中村憲剛 Vの瞬間はピッチで歓喜 交代時キャプテンマーク受け取り「ちょっと泣きそうに」

[ 2020年11月25日 21:06 ]

明治安田生命J1第29節   川崎F5―0G大阪 ( 2020年11月25日    等々力 )

<川崎F・G大阪>後半41分からキャプテンマークを付けて出場の中村(撮影・篠原岳夫)
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 首位の川崎Fが2位のG大阪を5―0で下し、2年ぶり3度目のリーグ制覇を成し遂げた。4試合を残しての優勝決定は、10年名古屋の3試合を超えるリーグ史上最速記録。直接対決を圧巻の内容で制し、今季限りで現役を引退する元日本代表MF中村憲剛(40)の花道を飾った。

 後半41分、ピッチに入った中村は優勝が決まるとMF小林悠(33)らとハグ。「最高です、最高以外の言葉が見つからない」。出場時に主将マークを託してくれたMF大島僚太(27)には「にくいことするなと思いましたけど。ちょっとね、泣きそうになりましたね。僚太、ちゃんと育ったなと」と感謝した。

 試合後のオンライン会見にはシャーレを抱いて出席。「スパイクで来たのは初めて」と冗談まじりに切り出した後、「最高以外の何ものでもない。こんな幸せな40歳でいいのかと思っています。みんなに感謝です」と改めて感無量の表情を浮かべた。5―0の大勝を「今シーズンを象徴するようなゲームができた。鬼さん(鬼木監督)のマネジメントもそうですし、そこにくっついていく選手の頑張りだったと思う」と称えた。

 1年前の昨年11月2日に左足前十字じん帯を損傷。リハビリ真っただ中の今季序盤は、新型コロナという見えない敵との闘いも強いられた。それでも10カ月ぶりの復帰となった8月29日の清水戦で復帰弾をマーク。10月31日のFC東京戦で40歳バースデー弾を決めた翌日の今月1日、今季限りでの引退を表明した。

 「今シーズンで引退というのを自分の中で決めていた中で、ほとんどの人に言わない中でスタートした。後輩たちがみんなで、自分がケガしていない間にも凄く強いフロンターレを見せてくれていた。最後そこに乗っかって、こんなところでこれ(シャーレ)持ちながら喋らせてもらええるというのは本当にみんなに感謝しかない。フロンターレなので(ケガから)戻ってくるのが簡単じゃないというのは分かっていた。それをクリアして戻ってくることで自分も成長することができた」と感慨深く振り返った。

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