バイエルン指揮官 ミュラー“復活”で8連覇導く!序盤の低迷から一変、失点減&走行距離増に成功

[ 2020年6月17日 06:40 ]

B・ミュンヘンのFWミュラー(AP)
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 B・ミュンヘンはフリック監督の就任が8連覇達成の大きな要因となった。フリック新体制では選手が高いモチベーションを維持し、特にFWトーマス・ミュラー(30)が大活躍。アシストのブンデスリーガ新記録を作るなどシーズン終盤の11連勝にも貢献。新監督の元で“復活”を果たした。チームは課題とされていた守備でも改善が見られた。

 2期目となるニコ・コバチ監督の元でスタートした今シーズンは第10節時点で順位(4)、総失点(16)とともに過去10年でワーストという結果に。昨季2冠を達成した指揮官を序盤で解任することになった。

 シーズン序盤は“低迷”していたチームだったがフリック監督が就任すると一変。コバチ体制ではリーグ戦10試合で16失点。クリーンシート(無失点試合)も2試合のみだった守備陣が、フリック新体制では第31節終了時点で21試合15失点。クリーンシートも11試合と急増した。

 攻撃面ではFWミュラーの“復活”が起爆剤となった。コバチ体制ではリーグ戦10試合で無得点4アシスト。そのうち5試合が途中出場と先発を外れる事も増えた。それが指揮官交代により得点やアシストを量産。新監督就任後はリーグ戦20試合出場(先発18)で7得点16アシストと爆発。ブンデスリーガ新記録となる18アシストを超え20アシストまで到達(第31節終了時)。シーズン序盤にはあまり見られなかった「神出鬼没」な動きでゴール前に顔を出す得意の持ち味が蘇った。

 さらにフリック監督は常に選手との対話を重んじていたため、負傷した選手や出場機会の少ない選手をケアすることで選手からの信頼を獲得した。選手のモチベーションが高く維持されたことも影響し、チーム全体の走行距離が増加。コバチ体制ではリーグ戦10試合で115キロ以上の走行距離を記録したのが2試合のみ(1試合平均113.4キロ)だったのに対し、フリック監督になってからは24節ホッフェンハイム戦(〇6-0)以外は全ての試合で115キロ以上の走行距離をマーク(1試合平均116.8キロ)。そのうち4試合は120キロを上回る走行距離を記録。フリック監督の就任がチームに大きな変化をもたらした。(※データはブンデス公式サイトを参照)

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