鹿島、目標1億円“ふるさと納税大作戦” 超豪華な返礼品も用意!

[ 2020年6月17日 05:30 ]

ふるさと納税で“ヘリ使用カシマスタジアム送迎VIP観戦権”の権利が得られることも
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 J1鹿島は16日、ホームタウンの一つである茨城県鹿嶋市と協力して「鹿島アントラーズクラウドファンディングプロジェクト」を開始すると発表した。期間は7月31日までで、目標金額は1億円。寄付金は鹿嶋市のふるさと納税の対象となり、返礼品も用意されている。鹿島の小泉社長は「今後もクラブの置かれている状況は非常に厳しい。一人でも多くの方々のご賛同、ご支援を願いたい」と寄付を呼び掛けた。

 新型コロナウイルスの影響で公式戦が中断し大幅な減収が見込まれる中、新たな収益確保は急務。その切り札として、Jリーグで鹿島が初めて打ち出したプランが、寄付者が税制上の優遇も受けられる「ふるさと納税」だった。リーグの調査では鹿島のホームゲーム来場者の約半数は首都圏など県外サポーターで、制度を最大限生かすことができそうだ。

 募集は1口1万円からで、寄付額に応じた返礼品も用意されている。中でも目を引くのが、最高額となる1000万円の超豪華プラン。カシマスタジアムと都内または横浜間をヘリコプターで往復し、試合を観戦できる超VIPな内容だ。

 オンライン取材に応じたFW上田は「見てくれている人にいいパフォーマンスを届けるのは義務。それをいいなと感じてくれたら寄付してもらえるような、選手とサポーターの関係ができたら」と期待を寄せた。昨夏にフリーマーケットアプリ大手メルカリが経営権を取得して以降、数々のデジタル戦略を講じてきた鹿島が、強みを生かして難局を乗り切ろうとしている。

 ▽ふるさと納税 寄付金税制の一つで、故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度。控除上限額内で寄付をすると、合計寄付金額から2000円を引いた額については所得税の還付、住民税の控除が受けられる。自治体が地場の特産品を返礼品として提供しており、近年関心が高まっている。

《Jクラブの主な“金策”》
 ☆投げ銭 試合を観戦した視聴者がオンラインで自由に寄付を行う。鹿島や清水、浦和や広島などが練習試合で実施し、リーグ戦で本格導入する方針。
 ☆客席演出 鳥栖はサポーターの写真を貼り客席に設置する段ボール製パネル「砂段ティーノ」を3500円で販売。大分なども同様の企画を実施。C大阪は応援バナー掲出権に豪華特典を付けて30万円で限定販売。
 ☆クラウドファンディング J3秋田の選手会が自クラブの経営支援を目的として目標400万円で実施。返礼品はグッズや選手との交流など。

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2020年6月17日のニュース