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【J1データ 背番でGO<1>】最多出場は楢崎 「1」からの失点も楢崎

[ 2020年6月17日 05:30 ]

レジェンドの名にふさわしいGK楢崎
Photo By スポニチ

 Jリーグの新日程が発表され、再開の日が近づいてきた。今季は生観戦の機会が限られることもあり、例年とは違う角度からもサッカーを楽しみたいところ。ここでは、これまであまり集計されてこなかった「背番号」にスポットを当て、各番号の最多記録や、背番号にまつわる数字を連載で取り上げてみたい。

 背番号1はJリーグで唯一、ポジションがGKに限定される特別な番号だ。その最多出場は横浜F、名古屋で計24年、歴代最多タイの631試合全てで「1」を背負った楢崎正剛。個人878失点も最多だが、長く定位置を守った勲章だろう。日本代表で楢崎とライバルだった川口能活が421試合で2位。楢崎、川口とも、スタメンが1~11番をつける背番号変動制(93~96年)時代にプロ入りしており、新人時代から引退までJ1のピッチでは1番以外をつけていない。3位は浦和の現守護神・西川周作で368試合。こちらは所属した全3チームでまず21番で活躍し、2年目に1番を勝ち取っている。

 1番のGKの得点は96年、浦和の田北雄気が唯一記録(他に18年清水の六反勇治が13番で記録)。最終節の横浜F戦で2―0の終盤にPKを任され、相手GK楢崎の読みを外して左に決めた。楢崎は1番から失点した唯一のGKでもある。

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2020年6月17日のニュース