ノボリ、ヤスら清水OBが再建訴え「核となる選手は残って」

[ 2015年10月18日 11:11 ]

<清水・仙台>初のJ2降格が決まり、無念の表情の三浦泰年氏

J1第2S第14節 清水0―1仙台

(10月17日 アイスタ)
 清水はホームで仙台に0―1で敗戦。残留ラインの15位・新潟が松本を2―0で下したため、初のJ2降格が決まった。93年のJリーグ誕生から歴々のOBたちが23年間守り抜いてきた、最高峰からの陥落。かつて黄金期、黎明(れいめい)期に主将を務めた沢登正朗氏(45)と三浦泰年氏(50)も嘆いた。

 ついに訪れてしまった落日の瞬間に、OBたちも肩を落とした。99年に初のステージ優勝を飾った当時の主将でもある“ミスター・エスパルス”沢登氏は、古巣のJ2降格に「非常に残念。でも、エスパルスはエスパルスだから」と心境を吐露。初代主将の三浦氏はこの日、テレビ解説で今季初めてアイスタを訪れ「エスパルスは(J1で)23年間走り続けていた。一市民、一サポーター、一元選手として悔しい」と無念の表情を浮かべた。

 偉大なOBに意地を見せられなかった。前半4分に課題のセットプレーから失点。これで田坂和昭監督(44)就任後9戦中7戦で先制を許す苦しい展開となった。失点後は今季リーグ初先発のFW沢田崇(24)が得意のドリブルから惜しいシュート。だが、勝ち点3以外は残留が厳しくなる状況にイレブンは明らかに焦っていた。相手守備ライン裏へのロングボールや工夫のないクロスなど単調な攻撃が続き、FW大前元紀(26)は「チームとして機能していなかった」と肩を落とした。

 3試合を残し、早すぎる終戦。クラブは最短でのJ1復帰を目指すが、年間42戦を戦うJ2は甘くない。「核となる選手が責任を取って(チームに)残ってほしい」と沢登氏。「ここで終わったわけではない。クラブ、選手、スタッフが一致団結すればJ1復帰はかなう」と続けた。三浦氏も「(J1に)上がる材料をしっかり確保し、この状況に逃げず次のステージをスタートさせてほしい」とイレブンの奮起を期待した。

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