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イングランドのスタッフ 同点弾喜び過ぎて負傷…担架で運ばれる

[ 2014年6月15日 09:45 ]

イタリア戦の前半、同点ゴールを喜んだ際に足を負傷し、担架に乗せられるイングランドのフィジオセラピスト、ギャリー・ルーウィン氏(ゲッティ)

W杯1次リーグD組 イングランド1―2イタリア

(6月14日 マナウス)
 “死の組”1次リーグD組の強豪対決で、イングランド代表のスタッフが負傷退場する一幕があった。

 0―1の前半37分、イングランドはFWルーニー(マンチェスターU)の絶妙な左クロスにFWスターリッジ(リバプール)が右足で合わせて試合を振り出しに戻した。1点を先行された直後、わずか2分後の同点劇にイングランドはピッチ上の選手だけでなく、ベンチのスタッフ、控えメンバーも大喜び。しかし直後のテレビ中継の画面には、何者かが担架に乗せられている様子が映し出された。

 選手の負傷かと心配されたが、ほどなくしてその人物はイングランドのスタッフと判明。AP通信の報道によると、フィジオセラピスト(理学療法士)のギャリー・ルーウィン氏(50)で、同点弾に喜んでベンチから飛び降りた際に足首を痛めたという。ルーウィン氏は現役時代はGKで、1986年からイングランド・プレミアリーグのアーセナルでフィジオセラピストを務め、2008年に代表のスタッフに加わった。

 試合は後半5分、イタリアのFWバロテッリ(ACミラン)に勝ち越しヘッドを決められ1―2で黒星スタート。ルーウィン氏は脱臼の疑いがあるといい、イングランドにとって痛い一戦となってしまった。

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2014年6月15日のニュース