長谷部、ドログバの交代で明暗 スイッチ入ったコートジ、日本は…

[ 2014年6月15日 13:30 ]

後半、遠藤(左)と交代でピッチを退く長谷部(AP)

W杯ブラジル大会1次リーグC組 日本1―2コートジボワール

(6月14日 レシフェ)
 逆転負けで初戦を落としたザックジャパン。スポニチ本紙評論家の川本治氏(62)は「あの時間帯での長谷部の交代はなかった。両監督のカードの切り方が明暗を分けた」と指摘した。

 1点をリードして後半を迎えた日本。逃げ切るか、追加点を取りに行くか。ザッケローニ監督の考えは後者だった。後半9分、長谷部に代えて攻撃参加を得意にする遠藤を投入。「初戦という重圧があったのだろう。日本はミスが多く、ボールを動かす本来のサッカーができていなかった。それを修正したかったのだと思う」。ケガから復帰してまだ間もない長谷部の体調を考慮した部分もあったかもしれない。だが、「勝つことが第一。長谷部で行けるところまで行ってほしかった」と川本氏。その交代から10分後、日本は続けざまに2点を失い逆転を許した。

 一方のコートジボワールはこちらも体調が万全でないエースのドログバを、満を持して後半途中から投入。その2分後に同点、直後に勝ち越した。「コートジボワールはドログバが入ってムードが変わったが、日本は遠藤を投入しても、失点で“さあ、行くぞ”というムードにならなかった。1枚目のカードの切り方に差があった」と指摘した。

 選手交代でスイッチが入ったコートジボワールと逆転を許した日本。「1次リーグ突破に向けて、ギリシャ戦はもう勝つしかない。選手はもちろん、ザッケローニ監督の采配にも期待したい」。決勝トーナメント進出へシビアな戦いが続く。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「J1」特集記事

2014年6月15日のニュース