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小倉氏 狙い目指摘、コートジDF攻め上がれば攻守バランス崩れる 

[ 2014年6月15日 08:25 ]

W杯1次リーグC組 日本―コートジボワール

(6月14日 レシフェ)
 1次リーグ突破に向けて重要なウエートを占める初戦で難敵コートジボワールに勝つためには何が必要なのか。元日本代表FWの小倉隆史氏(40)は積極攻撃の重要性を説いた。

 コートジボワールはアフリカ特有の身体能力、技術の高さがあり、前線の3人が絡む攻撃は迫力がある。司令塔ヤヤ・トゥーレは足の状態が100%ではないと言われているが、ラムーシ監督は「使いたい」と言っている。情報戦の可能性もあるが、それだけ初戦で日本に勝って決勝トーナメントに進出したいという意欲の表れ。ヤヤ・トゥーレが出ない場合はカルーが真ん中に回るが、攻撃力は侮れない。

 DFの攻撃参加も特徴的だが、そこに弱点がある。攻撃に重心がかかると攻守のバランスが崩れる。ラインが崩れたり、ハイプレスでボールを失ったり、選手が棒立ちになってお見合いしたりするので、そこは狙いどころだ。ドログバは36歳、ヤヤ・トゥーレも31歳で攻撃陣にベテランが多く、スタミナは日本に分。レシフェは湿度も高く、相手はやりにくいはず。

 日本は先制点を取られないよう注意しながら序盤から積極的に攻めれば、相手がバランスを崩す。先手を取られないようにすれば勝機はある。

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2014年6月15日のニュース