【大井・羽田盃】白毛馬アマンテビアンコ“初代”1冠!川田「この馬の良さ感じながら」

[ 2024年4月25日 05:00 ]

羽田盃を制したアマンテビアンコ(撮影・会津 智海)
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 今年から新設された3歳ダート3冠初戦のJpn1「第69回羽田盃」が24日、大井競馬場で行われた。川田将雅騎乗の白毛馬アマンテビアンコ(牡=宮田、父ヘニーヒューズ)が1番人気に応え、1着賞金5000万円を獲得。東京ダービー(6月5日、大井)で2冠目を狙う。

 カクテル光線が純白の馬体に反射し、雨粒を照らす。アマンテビアンコが神々しく輝く巨体を揺らして先頭に躍り出るとスタンドから大歓声が上がった。白毛馬初のダートJpn1制覇は母ユキチャンが何度も走った思い出の大井で成就した。

 水が浮く不良馬場。大雨が降りしきる中、初タッグの川田に導かれ、課題のスタートをクリア。「たくさんの白毛馬に乗せていただく中で、これまでの白毛と比べながら、この馬の良さも感じながら。リズムを取って動いていける形を取りました」とソダシの背も知る川田。道中は激しい先行争いを演じる3頭を見ながら4番手を確保した。外から位置を上げ、直線入り口で前にいたのは逃げたアンモシエラのみ。「ゴールまでにはきっちりつかまえてくれる雰囲気でしたので、無理せずゆっくりとつかまえていこう、と」。残り200メートルで馬体を併せ、ゴール板では1馬身前へ。危なげないレース運びで1冠目を制した。

 近年、目覚ましい活躍を見せる白毛一族だが、活躍馬はソダシ、メイケイエールなど牝馬が優勢。管理する宮田師も「種牡馬にすることが最大の目標」と掲げる。運命的に今年から新設されたダート3冠は、その価値を示す絶好の機会だった。「真っ白に生まれて、あんなに可愛らしい。注目度が高くプレッシャーもあったけど、歴史の最初に名前を刻むことができてうれしい」と指揮官は胸をなで下ろした。

 次なる目標は2冠目、東京ダービー。川田が「まず一つ獲ることができたので、東京ダービーに向けていい準備をして走ってくれれば」と話せば、宮田師は「根性もスタミナもある馬で2000メートルは頑張ってもらいたい。2冠を目指してチーム一丸でやっていく」と結んだ。ダート改革元年にさっそうと現れた純白のヒーロー。物語は始まったばかりだ。

 ◆アマンテビアンコ 父ヘニーヒューズ 母ユキチャン(母の父クロフネ) 牡3歳 美浦・宮田敬介厩舎 馬主・シルクレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績5戦3勝(南関東2戦1勝) 総獲得賞金8330万1000円。

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