【王将戦】菅井八段の▲5六角に「鬼手」と控室騒然 藤井王将は前傾姿勢に

[ 2024年1月28日 12:11 ]

<第73期ALSOK杯王将戦第3局・2日目>指し手を進める菅井八段
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 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=に菅井竜也八段(31)が挑戦する第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局2日目が28日、島根県大田市の「さんべ荘」で行われている。

 菅井が55手目に指した▲5六角を見て控室は騒然。立会人の福崎文吾九段(64)は「鬼手ですね」と驚いた。

 藤井の角成りから、33分。菅井の美濃囲いを完成させる▲5八金左が有力視されていたが、その意表を突く▲5六角。福崎は「こんな手、多分藤井さんも読んでないでしょ」と目を丸くした。以降、△5五歩や△同馬、△7五歩などの応手のやりとりが検討されている。

 菅井の“鬼手”を見て、藤井はより前傾姿勢で盤をにらむ。昼食休憩直前の一手がどう影響するか、勝負の行方から目が離せない。

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