王将戦第3局対局再開 菅井八段の封じ手は「7三歩」

[ 2024年1月28日 09:06 ]

<第73期ALSOK杯王将戦第3局・第2日目>封じ手を開封し確認する菅井八段(中央)、藤井王将(撮影・大城 有生希)
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 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=に菅井竜也八段(31)が挑戦する第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局が28日午前9時、前日から行われている島根県大田市の「さんべ荘」で再開された。

 午前8時43分、挑戦者の菅井が入室。藤井は48分に姿を見せ、対局1日目の指し手を再現した。

 菅井が1日目に封じた45手目を、立会人の福崎文吾九段(64)が開封。封じ手は「7三歩」だった。

 1日目は先手の菅井が向かい飛車を選択。1、2局は相穴熊でがっちり囲い合う将棋にだったが、今局はまた違った展開に。駒の交換や細かい歩の手筋に加え、互いの主張をぶつけ合いながら1日目が終了。2日目も駆け引きが続きそうだ。

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