金子恵美氏 自民パー券裏金疑惑に「中にいる人たちは麻痺してしまってる」議員時代振り返り「反省」

[ 2023年12月9日 13:55 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(45)が、9日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー券問題に言及した。

 政治資金パーティー券をめぐっては、安倍派(清和政策研究会)の所属議員の中には、最近5年間で9000万円超のキックバック(還流)を受け、裏金にしたとされる議員がいることが判明。東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで、還流額が多い安倍派所属の議員秘書らを中心に聴取を進めており、還流に関する議員とのやりとりなどを確認する。

 金子氏は政治資金パーティーについて「政治活動に使うためのお金をつくる」と説明。その上で「収支報告にあげないってことは表に出せない。じゃあ何に使ってるの?って疑われる。それが裏金と今、言われている」とし「基本的に政治資金規制法って法律で国民に監視してもらい、公開して“こういうふうに使っているんですよ”って見てもらうために収支、入りと出を見てもらうための公開の制度。それに載せてなかったら国民は監視ができない。何に使ってるのって疑われるから問題」とした。

 また、自身の議員時代を振り返り「私も今、この問題出てから反省してて」とし「中にいる時は派閥のパーティーだって言われたら“ああ、この時期か”って支援者に売ったり秘書が売ったりしてたんですけど、どっち向いてるの?って言ったら、派閥のために配って、お金を作るってのは本当の政治活動じゃないよなって思ったりしてた」と自戒を込めた。

 続けて「中にいた頃はそこらへんが麻痺してた。文書交通費もそうでしょ。毎月100万入るのも領収書ないとか全部疑惑に見られてしまうってのが、あの中にいる人たちは麻痺してしまってる」と指摘した。

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