THE W ぼる塾が4人でテレビ初漫才もVならず トリプルボケにあんりが1人ツッコミ

[ 2023年12月9日 21:33 ]

「THE W」に出場したぼる塾(提供写真)
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 「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」が9日、日本テレビ系で生放送され、ぼる塾はファーストステージで敗退した。この大会から、育児休暇で外れていた酒寄希望が復帰。4人での新体制で新たな笑いを届けたが、過去最多863組の頂点には届かなかった。

 4人だからこその厚みのある笑いだった。田辺智加、酒寄、きりやはるかの3人がボケまくった。田辺が繰り出すトンデモ設定に、きりや、酒寄も乗っかるトリプルボケを披露。あんりが1人で収拾に追われた。ネタ披露が終わると、酒寄は「泣きそうになっちゃって。これ以上水分出たらもっとやせちゃうかも」と、きゃしゃな体を自虐に使いながら、感激を表現。あんりは「私たちが食わせてないみたい」と笑わせた。

 ユニットの“頭脳”でもある酒寄が育児休暇に入った後、3人体制でブレーク。あんりのツッコミ芸、田辺のスイーツ好きなどで人気を博してきた。今大会で酒寄が復帰し、4人体制へ。あんりは「私たち、実はトリオじゃなくて4人組なんです」と明かした。4人そろってのテレビ出演は、今回が初めて。新たな名刺代わりの舞台で、存在感を見せつけた。

 しかし、得意のギャルネタで笑いを誘ったエルフに0―7で惨敗。あんりは「田辺さんも元ギャルだったんですよ。なんでギャル辞めたんだ、てめえ!」と、田辺に八つ当たりしていた。

 THE Wは女芸人の頂点を決める戦いとして、2017年にスタート。大会名は「WOMAN(女性)」と「WARAI(笑い)」から。今回は過去最多863組がエントリーした。優勝者には賞金1000万円に加え、副賞として日テレの人気番組出演権、冠番組などが与えられる。決勝大会は12組が3グループに分かれて審査され、1位がファイナルラウンドで優勝を競った。司会は山里亮太(南海キャンディーズ)、水卜麻美アナウンサー。審査員は川島明(麒麟)田中卓志(アンガールズ)塚地武雅(ドランクドラゴン)哲夫(笑い飯)、友近、野田クリスタル(マヂカルラブリー)。視聴者投票も実施された。過去の優勝は17年から順にゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住、オダウエダ、天才ピアニスト。

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