古舘伊知郎　日大・林真理子理事長に厳しい見解「正直言って悪いけど、理事長には向いていないと思う」

古舘伊知郎アナウンサー
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　フリーアナウンサー古舘伊知郎（68）が1日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、日大アメリカンフットボール部の部員2人が逮捕された違法薬物事件で、対応を批判されている林真理子理事長についてコメントした。

　10月31日に公表された第三者委員会の調査報告署で、林真理子理事長の対応について「理事長の責任を自覚しない発言」「理事長という責務に対する理解不足」と厳しい言葉が並んだ。同日、行われた第三者委の会見でも綿引万里子委員長が、林氏が8月2日の取材で「違法な薬物が見つかったとか、そういうことは一切ございません」と発言したことについて、「失言に近い」と断罪した。

　古舘は「林真理子さんに関しては、正直言って悪いけど、理事長には向いていないと思いますね」とバッサリ。SMILE－UP.（旧ジャニーズ事務所）の東山紀之社長が、分社化するエージェント会社の社長を断念することを例を挙げ、「最近、東山さんがもう一つの会社の方を降りるでしょう？社長、報じられましたよね。有名な人がトップに座ってやる効能も認めて、呼んだりやることになるんだけど、結果それが芳しくないというケースが多々、見られるんですよ」と見解を示した。

　林理事長の作家としての才能は高く評価しているという。「林真理子さんの場合、文節の魔術師だと思ってますよ。『白蓮れんれん』にしても、虚実の被膜をたゆとう（ゆらゆらと揺れ動く）ように書きつづってくれるわけですよ。だから人はそこに男と女の情交、愛と憎しみみたいなものの中に没入していくわけですよ」。独特な表現を使って絶賛しつつも、「それがマンモス大学の大学運営で、脇を締めてというところには向いていないと思う」と私見を述べ、「客員教授とかをやればいいんですよ」と提案していた。