原田泰造「夢かなった」西郷隆盛役に抜てき 男女逆転「大奥2」出演発表「嬉しくて嬉しくて堪りません」

[ 2023年11月1日 12:00 ]

“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」西郷隆盛役での出演が決まった原田泰造
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 話題沸騰中の“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)「幕末編」の追加キャストが1日、発表された。。お笑いトリオ「ネプチューン」原田泰造(53)が、幕末の鍵を握る西郷隆盛役に抜てきされた。多くの時代劇に出演経験のある原田は、今回の配役に「ずっと念願だった」と感激しきり。「気合いを込めて演じます」と意気込んだ。

 7日の第16話からスタートする「幕末編」。この日、新たに5人の追加キャストが発表された。のちに15代将軍となる一橋慶喜を、大東駿介が演じる。和宮(岸井ゆきの)の母で、和宮降嫁に伴い、男装し、側仕えとして大奥入りする庭田/勧行院を女優・平岩紙が、同じく和宮降嫁に伴い、男装して大奥入りする和宮の乳母・土御門を、山村紅葉が演じる。さらに、平岩演じる庭田の身の回りの世話をする能登/志摩を、時代劇初挑戦となる中村アンが演じる。

 そして幕末の鍵を握る西郷隆盛に、原田泰造が抜てきされた。

 西郷は薩摩藩士で、新政府軍の指揮官。徳川家を潰そうと画策する。原田は「一視聴者として、楽しく観させていただいていたドラマ『大奥』。そのシーズン2に出演できるなんて!」と、「Season1」からファンだったことを明かした。

 さらに「それも、ずっと念願だった西郷隆盛役」と感激しきり。原だと言えば、2008年放送の大河ドラマ「篤姫」では大久保利通役、2010年放送の大河ドラマ「龍馬伝」では近藤勇役と、これまで時代劇で存在感を発揮している。原田は「こんな夢みたいなことが起こるとは思わなかったです。嬉しくて嬉しくて堪りません」とし、「気合いです。気合いを込めて演じますので、みなさま楽しみにしていてください!」と期待を込めた。

 放送毎にSNS上で話題を集めた“男女逆転”の「大奥」。「Season1」(全10話)は、今年3月に完結し、3月度ギャラクシー賞月間賞も受賞した。「Season2」は「医療編」「幕末編」と銘打ち、10月3日に放送スタート。初回から「#大奥リアタイ」がX(旧ツイッター)トレンド3位にランクインするなど、大きな反響を呼んでいる。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などで知られる漫画家・よしなが氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に04年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。ジェンダー、権力、病など現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は家光編から幕末・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などのヒット作を生み続ける森下佳子氏。主題歌は人気アーティストのAimerの「白色蜉蝣(しろいろかげろう)」。

 「Season2」も引き続き、脚本は森下氏が執筆。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。

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