埼玉立てこもり 清原弁護士が容疑者の量刑推測「拳銃所持も発砲も違法」「無期懲役か、もしかしたら…」

[ 2023年11月1日 15:22 ]

東京・赤坂のTBS
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 国際弁護士の清原博氏が1日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、10月31日に埼玉県蕨市で起きた立てこもり事件について解説した。

 31日午後2時15分ごろ、埼玉県蕨市中央5丁目の蕨郵便局で、男が拳銃のようなものを持ち、人質を取って立てこもった。県警は約8時間後の午後10時20分ごろに突入し、人質強要処罰法違反の疑いで同県戸田市の職業不詳の男(86)を逮捕した。事件の約1時間前には、戸田市の戸田中央総合病院で発砲音がし、診察室にいた男性医師と男性患者が負傷。男が関与を認めている。また2つの事件の前には、容疑者の自宅アパートから出火しており、容疑者は調べに「自宅に放火した」と供述した。

 MCのフリーアナウンサー石井亮次から「逮捕容疑は人質強要処罰法違反ですが、かなり罪を重ねてますね」と振られると、清原氏は「人質強要罪というのは、人質を取ることによって何かさせる、強要させるということで、最高で懲役10年なんです。これが逮捕容疑として確実だから、まず逮捕したわけですよね」と説明した。

 さらに「発砲しているわけですよね。拳銃所持も違法だけど、発砲も違法で、重く処罰されていて、最高で無期懲役です」と指摘。「今回の件、最終的にどういう罪名になるか分かりませんけど、無期懲役か、もしかしたら死刑にもなりかねないような罪名で起訴される可能性があります」とし、極刑もあり得るとの見方を示した。

 放火の疑いについても「自宅の放火なんだけど、アパートだから、他の人の家が燃えてしまう恐れがある。他人の家を放火したと同じように処罰されますから、かなり重く処罰されますね」と見通した。

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