田崎史郎氏 岸田首相の内閣改造「ポイントは3つ。安定感、女性倍増、来年の総裁選で再選しやすい環境」

[ 2023年9月11日 14:26 ]

東京・赤坂のTBS
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が11日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。岸田文雄首相が内閣改造・自民党役員人事を「早ければ13日に行う」と表明したことに言及した。

 岸田首相は11日朝、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)など一連の外交日程を終え帰国。党本部入りして調整を本格化させた。関口昌一参院議員会長や森山裕選対委員長と相次ぎ面会。麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長らと個別に会談する。

 11、12両日で人選作業を進め、公明党の山口那津男代表とも方向性を確認。11日午前には自民最大派閥の安倍派幹部と人事について協議した。この後、萩生田光一政調会長ら安倍派幹部が集まり、意見を交わした。

 田崎氏は、内閣改造について「今回の組閣にあたってポイントは3つあって、1つは実力ある内閣をつくりたいということ。2つ目は女性を増やしたい。できれば倍増したい。今2人を4人にしようとしている。それが3人くらいにとどまる可能性もあるんですけれども」と言い、「さらにもう1つは、来年の総裁選に向けて、岸田さんにとって再選しやすい環境をつくりたい。そういう意味で、茂木さんにも共通しているんですが、高市(早苗)さん(経済安全保障担当相)、河野(太郎)さん(デジタル相)を閣内にとどめておいた方が安心なわけです。総裁に向けた動きを止めることができる。動きづらくさせるということです」と自身の分析を説明した。

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