「らんまん」フミさん青田買い?“西の小林一三&東の五島慶太”寿恵子の「山桃」で鉄道王爆誕?ネット胸熱

[ 2023年9月11日 20:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第116話。(左から)小林一三(海宝直人)寿恵子(浜辺美波)フミ(那須凜)相島(森岡龍)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は11日、第116話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第116話は、日本全国の植物が載った図鑑は、間もなく完成しようとしていた。しかし、いまだ版元は見つからない。図鑑は本当に必要とされるのか。自信をなくしていた万太郎(神木隆之介)を、虎鉄(濱田龍臣)はきっと何百年も残り続けるものになると激励し…。一方、寿恵子(浜辺美波)の待合茶屋「山桃」には、逓信省鉄道庁の相島圭一(森岡龍)と実業家の小林一三(海宝直人)が訪れ…という展開。

 相島は山椒が香る鯛の漬け焼き、小林は鯵をゴマ油で焼く「オランダなます」を注文。寿恵子は弘法湯の下男・迅助(武井壮)に鯛の調達を、隣の居酒屋店主・荒谷(芹澤興人)に調理をお願いした。

 助っ人仲居のフミ(那須凜)は「岩崎様みたいな大富豪もいいけど、これから大富豪になりそうな男(相島)の方がそそるのよ」。寿恵子は「お行儀よくね、おフミねえさん」と笑ってたしなめた。

 今は銀行に勤める小林は、鉄道事業の構想を披露。先に郊外に住宅地をつくり、後から鉄道を敷く。関西への赴任が決まった小林は、相島に「だから、焚きつけているんです。そのうち、私は銀行を辞めます。あなたも、いつまでも省庁にお勤めじゃつまらない。この先、互いに鉄道の雄となるのはどうです。この渋谷には、あなたが降り立てばいい」――。相島は小林が注いだ酒を飲み干した。

 小林一三は阪急電鉄など阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者。相島のモデルとされる五島慶太は東急電鉄など東急グループの創業者。「西の小林・東の五島」と称された。

 SNS上には「青田買い姐さん(笑)」「2人の鉄道王が山桃で構想を話し合う。なんて胸が熱くなる展開」「今も残る西と東の鉄道事業創始者たちのスタートライン。史実でも師弟関係と呼ばれてた若き2人の出発点をこんな形で見せてもらえるの、ロマンの塊!」などの声が上がった。

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