古内義明氏 大谷翔平の右肘じん帯損傷に「球団にブレーキをかける人間がいなかったのか」

[ 2023年8月25日 09:50 ]

テレビ朝日
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 MLBアナリストの古内義明氏(55)が25日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。エンゼルスの大谷翔平投手(29)についてコメントした。

 大谷は23日(日本時間24日)、レッズとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で出場し、初回に両リーグトップの44号2ランを放ったが2回途中で緊急降板。その後の検査で「右肘内側側副じん帯損傷」が判明し、今季残り試合に登板しないことが決定した。

 今後、完治を目指して18年以来2度目のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)に踏み切る可能性もあり、FAとなる今オフの契約にも影響必至の状況になった。

 古市氏は「今年、エンゼルスは18人が負傷者リストに入っている。これはメジャーリーグ最多。球団にブレーキをかける人間がいなかったのか。トラウトもいない、レンドンもいない、投手陣も崩壊する中で、大谷選手の責任感の強さ、プラスアルファとして、3月のWBCからずっと彼は駆け抜けてきている。その身体的な負担を少しでも軽くできるような状況には、今年のエンゼルスはなかったんですよね」と指摘。「セーフティーリードの貯金10も1回もないですし、勝率5割前後で右往左往している中で、オールスター前には5連敗とか、トレード期限には7連敗とか、そういう状況があって、自分が休むことでチームに迷惑がかかるという思いが募っていたプラスアルファと、WBCから続いてきた身体的な疲労がここにきて出たのでは」と分析した。

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