「らんまん」ノジギク1等逃すも…万太郎まさかの大学復帰!ネット歓喜「徳永教授GJ」寿恵子プレゼン響く

[ 2023年8月25日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第105話。寿恵子(浜辺美波)は「菊くらべ」落選を報告、一方の万太郎(神木隆之介)は…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は25日、第105話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第105話は、寿恵子(浜辺美波)は植物採集に出掛ける万太郎(神木隆之介)にキクを探してきて、とお願いした。1カ月後、迎えた“菊くらべ”当日。みえ(宮澤エマ)や菊千代(華優希)らが持ち寄ったキクを、岩崎(皆川猿時)が品評。華やかなキクが並ぶ中、最後に寿恵子が差し出したのは白く小さな「ノジギク」。寿恵子が花の魅力を堂々と語り始めると、その言葉は岩崎の胸に響き…という展開。

 万太郎は寿恵子の愛読書「八犬伝」を質から戻し「これだけは、手放さんとってくれ」。草花に優劣をつけるのは性に合わないが、気になるキクを採ってくると約束し「今まで金のこと、任せっきりですまんかった」と頭を下げた。

 キクは唐の国から渡ってきたが、ノジギクは日本自生の原種。海沿いの明るい岩場や崖に生え、生まれながらの形を保って咲いている。寿恵子は「どちらのキクにも、優劣はございません。ですが、ノジギクとこちらのキクたち、共に揃えば、大陸と海、それから幾星霜にわたる日本の人々の創意と工夫に思いを馳せることができましょう?」「そして何よりも、この国の人らには、そこまでして花を愛する心があるがじゃいうて、胸が熱うなるじゃろ。みんなに花を愛でる思いがあったら、人の世に争いは起こらんき」(寿恵子に語った万太郎の言葉)――。

 1等(500円)は菊千代の白く大きなキクが選ばれた。ノジギクを目にした岩崎は故郷・土佐と“懐かしき夢”がよみがえり、その礼に300円で買い取ると、みえに伝えた。

 寿恵子は落選を、万太郎は徳永教授(田中哲司)から植物学教室の助手に正式に採用されたことを報告。月給は15円。寿恵子は「お金もらえるんですか?」と驚き「助かります」と安堵した。万太郎は「まさか、大学に玄関から迎い入れてもらえるとはの」――。

 SNS上には「万ちゃんもやっと金欠を実感してくれた」「流石、万太郎。目の付けどころが違う」「磯部様への啖呵といい、プレゼン上手なお寿恵ちゃん」「審査員特別賞300円」「月給15円、300円がいかに大金か分かる」「徳永教授GJ!」「やったー!就職!」「徳永教授うううー!」などの声が上がった。

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