テレ東「ブラックポストマン」 “異色ヒーロー”街に溶け込む郵便配達人

[ 2023年8月25日 07:00 ]

作品にメリハリをつける郵便局でのシーン(c)テレビ東京
Photo By 提供写真

 田中圭(39)が主演するテレビ東京ドラマ「ブラックポストマン」(金曜後8・00)は、サスペンスとしては珍しく郵便局が舞台となっている。主人公は郵便配達人として、法で裁けない悪に立ち向かっている。

 山鹿達也プロデューサーは郵便局という舞台設定に「今まで主人公の設定として描かれていない。事件を刑事や弁護士が解決するのは散々やっているし、そういった職業の人が解決するのは当たり前だと思いました」と振り返った。

 今作ではそうした従来の作品とは違う、人との関わりを避けがちな現代の“普通の人”が事件と向き合う。「他の作品と一番違うのは(事件に)関わってくるのが全て子供発信なんですよね。(作品の鍵となる)子供の手紙というのは映像にする時も一番気をつけています」と山鹿氏。「子供のSOSを誰が一番見つけられるんだろうといったときに、郵便配達人はどの街にもいて、街に溶け込んでいるんですよね。その人たちが人知れず事件を解決したら格好いいですよね」と続けた。異色の舞台設定が物語を輝かせる。 (この項終わり)

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年8月25日のニュース