本宮泰風　「日本統一」新作映画で「氷室蓮司の『父親』としての側面にスポット」

映画「氷室蓮司」の台湾ロケに参加した本宮泰風と黒羽麻璃央
Photo By 提供写真

　人気任侠シリーズ「日本統一」の新作映画「氷室蓮司」（辻裕之監督）の製作が25日、発表された。主演の本宮泰風（51）は「今回は氷室蓮司の『父親』としての側面にスポットをあてた、いつもとは違う『日本統一』が見られると思います。楽しみにお待ちください」と語った。

　シリーズの10周年記念作品第1弾で、ロケ地は台湾。現地の俳優のほか、ミュージカル「刀剣乱舞」などで知られる黒羽麻璃央（30）がゲスト出演。来年公開予定で、物語の内容や他の出演者は後日発表される。

　本宮は「『日本統一』初の海外撮影ということで、いつもより早く準備を始めました。ところがというか、やはり直前でのアクシデント。クランクインと同時に台風に見舞われました。しかし、あわてる者は一人もおらず、逆に『日本統一らしくなってきた』とやる気を出すスタッフしかいませんでした。10年という月日がスタッフをたくましくし、確実に作品の底力になっているのだと感慨深くなりました」と語った。

　シリーズは2013年にスタート。氷室蓮司（本宮泰風）と田村悠人（山口祥行）が日本から抗争をなくすため極道界で頂点を目指すサクセスストーリー。今年4月から日本テレビが連続ドラマ「日本統一　関東編」を放送し、民放キー局の地上波に進出した。