浜辺美波「らんまん」1分半セリフなし名場面の裏側 実は浜辺の志願によるものだった「ドラマといえど」

[ 2023年8月25日 09:49 ]

浜辺美波
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)で主人公・万太郎の妻・寿恵子役を演じる女優の浜辺美波(22)が25日、同局「あさイチ」(月~土曜前8・15)に生出演。「らんまん」の舞台裏について語った。

 トークが展開されたのは、娘の園子を亡くし、寿恵子が打ちひしがれる場面で約1分半の間セリフなしで放送されたシーン。

 この日、VTRで登場した神木によると、浜辺が「子供の死っていうのは、いくらドラマだといえど、テンポが早い、先に進まなきゃいけないといえど、これはさすがにちゃんとやりたい」と志願したという。「ここをどう表現するかで今後の夫婦の姿が変わると思うし、決定すると思うし、丁寧に描きたい」と浜辺が熱弁したことを明かした。

 浜辺は「もともとあのシーンはセリフがあったんです」と説明。「かなり会話して、そのちゃんの死っていうものを解決していくっていう流れを作っていただいていたんですけど、最初に神木さんから“ちょっとこれセリフとして言えないな”っていうのがあるっていうふうにお話をいただいて、その神木さんのセリフがないんだったら“私もこれが言えないな”っていう流れがあって、それをみんなで話し合いをして、結局監督の大きな英断で、全部セリフをなくすっていうことに」と語った。

 浜辺は「ちょっと映画的といったらなんですけど、ドラマ、特に朝ドラでは珍しい演出になってしまうと思うんですけど、そのわがままを聞いていただいた」と話した。

 「あんまり台本のことに、私は言うタイプじゃなかったんですけど、神木さんが“みーちゃんはどう思う?どうだと思う?ちょっと言ってごらん”ってたくさん背中を押していただいて、いろんな意見をみんなで出させていただく場を作ってもらいました」と神木に感謝した。

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