出川哲朗 リアクション芸“相方”の不調で感じたやるせなさ「焦っちゃって、スタジオも変な空気に」

[ 2023年8月20日 18:19 ]

出川哲朗
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 お笑いタレント出川哲朗(59)が、19日放送のNHK・Eテレ「ワルイコあつまれ 夏休みスペシャル」(後10・00)にゲスト出演し、芸人としてヘコむ瞬間について本音を語った。

 香取慎吾や子供たちが扮する記者からの質問に、ゲストが答えていくコーナー。子供記者から「いつも明るいイメージの出川さんも、落ち込んだりするんですか?」と聞かれると、「もちろんあります」と即答した。

 「番組としては芸人としていじってもらえる」としながらも、「プライベートになったら1人の男性ですから。その時、僕には付き合ってる女性もいるわけだし、そういう(恋人の)気持ちも考えたら、申し訳ないなって気持ちもありました」と、当時の思いを吐露。「いつも、この芸風でいいんだとか、これでいいのかな?っていうのは毎日、こうやって交差してましたね」と、芸風への葛藤も打ち明けた。

 特に落ち込むのは、リアクション芸を求められる状況で“相方”が思い通りに動いてくれない時だという。「特に動物ネタとかは、相手が対人間じゃないので。ザリガニとか、元気のないザリガニとかいるんですよ。生放送でかんでくれない。そうすると焦っちゃって、スタジオも変な空気になって、若手の時は落ち込んでましたね。今だったら“かめよ!生放送なんだよ!”とか笑いを取れるけど、若手はそういう腕がないんで、焦っちゃって。焦ってるのは伝わっちゃうし」。やり場のない悔しさを、「ダチョウ倶楽部」上島竜兵さんと反省会をすることで晴らすこともあったという。

 過去には大蛇アナコンダと戦ったことも。「アナコンダとか戦った時、もっと来てくれればいいのに。凶暴なヘビとか聞いてるのに、いざ戦った時に全然巻いて来ない、アナコンダが。全然絡んできてくれないから、俺は自分から“この野郎!”とか言いながら自分から巻かれに行く。でも、そういうのってちょっとバレちゃうのよ。そういう時は落ち込んで、“あのアナコンダ、何してくれてるんだ。ちゃんと仕事してくれよ”って」と、苦笑いで振り返っていた。

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