宇多田ヒカル 無期限活動休止の真相語る「大人がやることを身につけてなくて、恥ずかしくなって」

[ 2023年8月20日 22:11 ]

シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル
Photo By スポニチ

 シンガー・ソングライター宇多田ヒカル(40)が、20日放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」(日曜後9・00)にゲスト出演し、無期限活動休止期間とロンドン移住について語った。

 1998年のデビューシングル曲「Automatic」でダブルミリオンの旋風を巻き起こし、翌99年に発表したアルバム「First Love」は767万枚と空前の大ヒット。順調に音楽活動を重ねていた2010年、「人間活動」と称して音楽活動を休止した。「ありがたいことなんですけど、無期限で休養させてもらって。いつまでか分からないけど、分かる時には分かるからというお休みをいただいて、周りにも感謝してるんですけど」。休止期間中は出産も経験し、長男は8歳になった。

 「人間活動」の言葉通り、休止の理由は、自身の人間として必要な知識や能力を身につけることだったという。高校生の時からプロのミュージシャンとして活動しただけに、「普通に暮らして、大人になりたいなって。自分の自信がない部分(があった)」と告白。「15歳から有名になっちゃって、全部周りがやってくれている。大人になったら普通やること、能力を何も身につけてなくて、それがだんだん自分が恥ずかしくなってきて。そういうことやってみよう。得意じゃないことをやってみようと」。決意していったん、音楽の世界から離れたという。

 ニューヨークで生まれ育った宇多田だが、拠点をロンドンにしたのには理由があった。「ニューヨークだと住むところもあるし、銀行口座もあるし、弁護士もいるし、何も特にすることがなくて。生まれたのがニューヨークで、初めて一人暮らししたのもニューヨークで、全部セッティングされていたので。東京と全然変わらない」と明かした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年8月20日のニュース