「VIVANT」どうなる「別班=8人説」 濃厚な「あの4人」の行動を検証すると…「これも伏線だ!」

[ 2023年8月20日 09:05 ]

「VIVANT」第6話、別班の乃木(堺雅人)と黒須(松坂桃李)の目線の先には…(C)TBS
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 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)は、20日に第6話が放送される。第5話では、謎の組織「テント」のリーダーの素性が判明し、乃木(堺)の壮絶な過去が明かされるなど、物語は新たな局面に突入。第1話ラスト数秒に登場して以来、出番がなかった役所広司&二宮和也も登場し、2人は「テント」の一員であることが判明した。そんな中、「テント」の行動を阻止しようとする「別班」の謎に、注目が集まっている

 <以下ネタバレ有り>

 主人公・乃木憂助(堺)が勤める丸菱商事で起きた、1億ドル(日本円で140億円)の誤送金から始まる壮大なストーリー。乃木は、大金を取り戻すべく向かったバルカ共和国で、無実の爆発犯とみなされ地元警察に追われる立場となったが、公安の刑事・野崎らの協力により、世界医療機構・医師の柚木薫(二階堂ふみ)とともに、第3話で命からがら無事に日本に帰国。誤送金した140億円は、乃木が社内の誰かから罪をなすりつけられたものだといい、野崎は謎のテロ組織「テント」か、または「VIVANT」の正体と仮付けされている自衛隊の影の諜報部隊「別班」の仕業ではないかと推測。公安サイバー対策課の“ホワイトハッカー”東条翔太(濱田岳)の力を借りて、乃木を犯人に仕立て上げるために動いた人物が、社内の財務部・太田梨歩(飯沼愛)だと判明した。

 第4話では、この太田の正体が、実は超一流ハッカー「blue@walker」だと判明。だが、この誤送金事件は、太田の意志ではなく何者かの指示で動かされていたものだった。太田に指示を出していたのは、乃木が「唯一信頼できる社内の人間」と話していた丸菱商事の同期・山本巧(迫田孝也)。山本は実は、テロ組織「テント」のモニターだったのだ。松坂桃李が「別班」の一員・黒須駿役として登場し、乃木も実は「別班」のメンバーだということが明らかとなった。

 そして第5話で乃木は、謎の組織「テント」の幹部で、誤送金の振込先だったアリ(山中崇)を拘束した乃木。アリの供述から、「テント」のテロ行為の最終標的地を日本としていること、テントのリーダーが「ノゴーン・ベキ」という名で、乃木の父ということが判明した。

 第5話で、これまで謎に包まれていた登場人物たちの背景が次々と明かされ、視聴者からは驚く声が続々とSNSに書き込まれた。

 物語は今後、乃木・黒須の「別班」、野崎やドラム、チンギスらの「警察」、ノゴーン・ベキと役名不明の二宮ら「テント」の3つによって大きく動くと見られる。

 これまで「警察」「テント」の集合場面などが放送され、組織としての全体図が見えてきたが、「別班」だけは、いまだに乃木・黒須・司令係である櫻井里美(キムラ緑子)の存在しか明かされていない。そこで、ネットでは、伏線から別班の正体を読み取ろうとする動きがみられている。

 最大のヒントとなるのが、第4話放送開始直前に発売開始されたTBSの公式グッズ「別班饅頭」。中身は、テントマークが描かれた白い饅頭が中央に一つ置かれ、それを囲うように「別班」と書かれた紅い饅頭が8つ並んでいる、紅白饅頭だ。

 この「8つ」の数字。実は、初回放送のあるシーンとつながる。初回冒頭5分あたりで、乃木が自身のスマホを操作する際、一瞬だけ乃木のスマホ画面が映される。この映像をコマ送りにしてみると、乃木のスマホ内に「VIVAN」と書かれたまとめフォルダが存在することが分かる。さらに、この「VIVAN」まとめフォルダの中には、8つのフォルダが存在しているのだ。

 この2つの手がかりを元に、「別班=8人説」が浮上した。

 現時点で「別班」だと判明しているのは、乃木・黒須・櫻井の3人で、考察が合っているとすれば、残るメンバーは5人。既に登場している人物なのか、今後、新たに登場するのか。

 これまでに登場している人物から考えるとすると、「怪しい」とうわさされているのが、「ドラム」、「丸菱商事・長野専務(小日向文世)」、「公安・新庄浩太郎(竜星涼)」「公安・鈴木祥(内野謙太)」の4人だ。

 まず、「ドラム」の疑惑を検証。公式の説明では「野崎の仲間」と説明されているが、仲間となった経緯などについては一切明かされていない。「日本語は理解できるが話せず、翻訳機を用いてコミュニケーションをとっている」「ジャミーンと一緒に護衛として来日」しているという情報のほか、乃木にごく自然な形で盗聴器をつけたり、どこからともなく突入用の装甲車を準備し、相手の動きを偵察し、モンゴルへ出国する際にはバルカ警察がいる位置を全て特定し報告、さらに逃亡用のラクダを用意…と、「理由は分からないが超優秀」という特徴が。さらに、野崎らも知らなかった凄腕ハッカー「ブルーウォーカー」をなぜか知っていたという点も不可解だ。

 また、この乃木がドラムに盗聴器を付けられたシーン。その後、乃木が盗聴器に気付いている様子が防犯カメラに映し出されいた。しかし、第4話で乃木は、山本を殺害する際に周囲の防犯カメラを全て使用不可にするほどの徹底ぶりを見せている。そんな乃木が、「バルカの防犯カメラに気付いてないのはおかしい」という矛盾があり、「野崎がこの映像にたどり着くことを想定していたのでは」という考察が。実は乃木とドラムは“グル”で、ドラムは別班の仲間なのでは…という考察が一部で上がった。

 次に「丸菱商事・長野専務(小日向文世)」。第4話で「ブルーウォーカー」太田梨歩と不倫関係にあったと告白し、「テント」との関係の疑いは晴れていた。しかし、長野の経歴を見ると、防衛大学校から一橋大学院に進むまでの“空白の2年間”とされる期間が、幼い頃の乃木がバルカ帝国で人身売買され、助け出される期間とぴったり重なる。長野はこの“空白の2年間”について「薬物依存症の治療のため更生施設に入所していた」と説明しているが、「乃木をバルカ帝国から救い出したのは長野専務では」という声が上がっている。果たして真相は。

 次に「公安・新庄浩太郎(竜星涼)」。新庄は野崎の部下として、野崎との信頼関係を築いている。完全に公安の人間として描かれているが、第2話で初めて「VIVANT=別班」という見解が出たときに、初対面であるはずの乃木と新庄が顔を見合わせる場面があり、違和感を訴える視聴者が続出していた。さらに、第4話で「テント」の「モニター」だった山本巧(迫田孝也)を尾行していた新庄が、山本を見失うシーンも怪しい。野崎が信頼するほどの敏腕が、この尾行で失敗するとは考えられず、新庄が見失った後に黒須が山本と合流したことから、「別班に引き渡すためにわざと見失ったふりをした」とも考えられ、公安には“スパイ”として潜入している可能性もある。

 そして「公安・鈴木祥(内野謙太)」も不可解な行動が多々ある。新庄が山本を見失った尾行のシーンで、ともに尾行をしていたのが、この鈴木。新庄とは裏で結託していて、尾行で見失った…というシナリオを描いていたとしても、不自然ではない。

 また、第4話で公安の刑事らが集合し、行方不明だった太田を捜索する直前のシーン。神棚の前で太田の無事を祈るが、鈴木だけが十字架をきった。「鈴木はクリスチャンなのか」という疑問が多く上がったが、「十字架をきる=クロス=黒須」として、「黒須への合図だったのでは…」という考察が上がった。そして、太田の第一発見者となったのも鈴木だった。

 さらに怪しいのが、乃木の経歴を調べる場面。第5話で野崎は、山本の死を不審に思い、乃木に疑惑の目を向けた。第1話の時点で乃木の経歴は「調べさせてもらった」と話していたが、もう一度調べ直すことに。すると、鈴木が“うっかり”乃木が在籍していた高校からのメールの返信だけを確認していなかったという、大きなミスがあった。

 鈴木のPC画面をよく見ると、高校からの返信以外、全て既読となっている。これはミスではなく、意図的に乃木の経歴を偽るために手を貸していたとも読み取れる。

 そして、考察班が最も不審に思っているのが、第5話中盤で野崎がバルカへ向かうことを明かしていたシーン。野崎は、鈴木に乃木の幼少期・丹後隼人のことを調べるよう指示し、バルカへ行くことを告げる。ここで鈴木は「いっ…いつ行くんですか!?」と、野崎の出発日を訪ねている。

 そして野崎がバルカへ行き、現地でチンギスら警察と手を組み調査を始めるのだが、このとき何と乃木・黒須も同地におり、遠くから野崎の様子をうかがっているのだ。高所から望遠鏡を使い、黒須は現地人に紛れ変装。盗聴器まで仕掛ける用意周到ぶりだった。野崎の出発日を鈴木が乃木に伝えていたとすれば、ここまで準備ができるのもうなずける。

 また、乃木が幼少期を過ごした「舞鶴」を突き止め、野崎に報告したのも鈴木。別班の司令官・櫻井は、乃木の経歴について「簡単にはたどり着けない」と話していただけに、そう簡単に素性が知れるとは思えない。そこで鈴木はダミーの経歴を用意し、野崎の目を舞鶴に向かせたと仮説。舞鶴の養護学校の教員らも、実は全てグルなのでは…とも考えられる。「経歴がスルスルとバレていったけれど、これも乃木に仕組まれたものなのか?!」と、さまざまな声が上がった。

 第5話終了の時点で、すでに多くの伏線が回収されている同ドラマ。あらゆる手を使った伏線がいたるところに散りばめられており、午後9時からの第6話でも、登場人物の一挙一動から目が離せない。

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