「どうする家康」“井戸の底の民”も歓喜！井伊直政・板垣李光人が異例の大河受け“井伊の赤鬼”爆誕に感慨

大河ドラマ「どうする家康」第32話オンエア終了後の30秒PR枠に井伊直政役の板垣李光人が登場。“異例の大河受け”を行った（C）NHK
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　嵐の松本潤（39）が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」（日曜後8・00）は20日、第32話が放送され、羽柴秀吉と徳川家康の唯一の直接対決「小牧・長久手の戦い」（天正12年、1584年）が描かれた。本編終了後の30秒PR枠に“井伊の赤鬼”こと井伊直政役を好演している俳優の板垣李光人（21）が登場。この日の内容の感想を語る異例の“大河受け”を行い、今月23、30日の同局「歴史探偵」（水曜後10・00）「家康VS．秀吉　どうする家康コラボスペシャル」を告知した。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

　第32話は「小牧長久手の激闘」。徳川家康（松本潤）は羽柴秀吉（ムロツヨシ）の大軍10万に対し、敢えて前進し、小牧山城に兵を集めた。互いに探り合いが続く中、榊原康政（小平太）（杉野遥亮）が秀吉の悪口を書き連ねた立札をバラまいて揺さぶりをかける一方、城の周辺に“謎の堀”を造り始める。徳川軍が守りに入ったと考えた池田勝入（恒興）（徳重聡）は、家康を引っ張り出そうと岡崎城を攻める奇襲「三河中入り作戦」を秀吉に献上。進軍を始めるも、まさにそれこそが家康の狙いだった…という展開。

　直政の脳裏には、母・井伊ひよ（中島亜梨沙）の言葉がよみがえる。「見た目の良さも天賦の才ぞ。きっと徳川様のお目に留まる。よいか、徳川様を天下一のお殿様になされ。井伊家の再興は、そなたに懸かっておるんじゃぞ」。武田遺臣“赤備え”を率い、出陣した。

　「神の君をお守りし、旧武田勢を率いて敵を撃滅したのが、徳川四天王“井伊の赤鬼”こと、井伊直政」（語り・寺島しのぶ）

　SNS上には「胸アツすぎるんですけど。井戸の底の民（『おんな城主　直虎』ファン）、大歓喜のち号泣」「井伊家！おとわも喜んでるわ！これ、井伊谷の井戸の底民、歓喜じゃね」などの声が上がった。

　劇中、赤備えに身を包んだ板垣は「赤かったですね。今、実際、（映像）を見ても、やっと直政が直政として、ここから突き進んでいくんだな、というのを凄く感じて、胸に来るものがありました」と朝ドラ受けならぬ大河受けで感無量の様子。「（井伊の赤鬼の）最強感、出ていましたかね？」と笑った。

　今回の「歴史探偵」には松本＆板垣がゲスト出演。MCを務める俳優・佐藤二朗は「殿こと松潤が『歴史探偵』に来てくれるのは2回目。家康の話が聞けて楽しかったし、前回同様、キャッキャと盛り上がりました！（笑）。板垣李光人くんも『勉強になった！出て良かった』と言ってくれて、所長冥利に尽きます。これを見れば、大河がもっと面白くなるので、コラボスペシャル、是非ご覧ください！」とアピールした。