羽賀研二、YouTube開設で15年ぶりの肉声　刑期終え「僕の中では何も終わってない」現在の仕事は…

羽賀研二(99年撮影）
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　タレント・羽賀研二（61）が29日までに自身のYouTubeチャンネルを開設し、刑期を終えての現在の心境を語った。

　「タレント羽賀研二（61歳）15年の眠りから醒める!!　＃1」というタイトルで投稿された動画。概要欄では「18歳で沖縄からスカウトされ初代ハーフタレント、アイドル期を経て実業家タレントして成功を収めていましたが詐欺事件にて逮捕、実刑にて収監されました。波乱万丈の人生。どん底から這い上がります。今現在、沖縄県にて活動再開しました」と記されている。

　羽賀は「こうやって生の言葉でみなさんにお話しするのは14、5年ぶりになると思います。なぜ、こういった時間を作ったかというと、ご迷惑をおかけした方々、心配をかけてしまった方にお詫びをしたかったからです。本当にすみませんでした」と、頭を下げた。

　「出所して今は何の仕事を?」と問われると、羽賀は「現在、沖縄で大切な仲間と2人で小さな派遣の会社をやっています。和菓子といった商品を提供する会社です。まだ従業員が15人から20人ぐらいのちっちゃな会社です。また、以前からやっていた、ジュエリーの仕事も10カ月ぐらい前から再スタートしています」と回答する。

　「刑期を終えた現在の心境は?」という質問には「よく支援者の方から“もう全部終わったんだから”って言われるんですけど、僕の中では何も終わってないんですね。日々がイバラの道で、悪夢との戦いであったり、経験したことは心の中から取り除くことは出来なくて。しなくてもいい、するべきではない経験をしたと自分では思っています」と赤裸々に答えていた。

　「自分の中では納得いかないと思っていても、見てる人からは“お前は塀の中に入ったんじゃん。結局は犯罪者なんだよ”ってレッテルを貼られたわけですから。それを拭い去ることはできないんです。ふと失ってしまった年月のことを思い出したり、苦労をかけた家族のことを考えたりとかで、涙が出ることはありますね。“僕の中ではまだ終わっていない”って思っています」と、語っていた。