テレ朝社長 日本勝負のスペイン戦「ぜひフジテレビさんにも頑張っていただきたいですが、ABEMAでも」

[ 2022年11月29日 16:35 ]

東京・六本木のテレビ朝日
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 テレビ朝日は29日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の日本―コスタリカ戦の平均世帯視聴率が42・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、平均個人視聴率が30・6%と今年の視聴率で1位を記録したことに言及した。

 篠塚浩社長は「多くの視聴者の皆様にご覧いただいたこと、改めて感謝申し上げます」と感謝を述べ、「ドイツ戦の劇的な勝利が一つの要因かと思いますが、スポーツコンテンツの爆発力が発揮された視聴率だったんじゃないかと思います」と分析。個人全体視聴率では局内で歴代2位だったといい「1位が2006年のクロアチア戦。(スポーツコンテンツは)多くの皆様に見ていただけると改めて実感いたしました」と話した。

 篠塚浩社長はコスタリカ戦を現地で観戦したといい、「昨日の夜帰ってきました。残念な結果を目の前で。これからきっと立ち直してくださって、スペイン戦ではいい結果を見せてくれるんじゃないかなと期待しております」とエールを送った。12月2日午前4時開始の日本―スペイン戦はフジテレビが放送するが、「ぜひフジテレビさんにも頑張っていただきたいですが、ABEMAでも見ていただきたいです」と制作協力するABEMAをPRした。

 W杯カタール大会の全64試合を無料生中継するインターネット放送局「ABEMA」は日本―コスタリカ戦が行われた27日の1日あたりの視聴者数が、1400万人を突破し、開局史上最高値を更新した。ABEMAではサウジアラビア―アルゼンチン戦などが放送された22日に過去最高を記録。初戦のドイツ戦が行われた23日に開局以来初めて1000万を突破するなど、記録更新を続けている。日本戦の解説は初戦に続き元日本代表の本田圭佑が務め、熱く的確な解説は話題になり、ツイッターでは「#本田の解説」がトレンド入り。同局にとっては記録更新ラッシュとなっている。

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