二宮和也 いかりや長介さんからの金言「一緒に死んでくれる人を…」胸に 大丈夫と思える存在明かす

[ 2022年8月11日 18:00 ]

映画「TANG タング」の初日舞台あいさつに登壇した、前列左から、奈緒、市川実日子、二宮和也、満島ひかり、小手伸也。後列左から、武田鉄矢、景井ひな、かまいたちの山内健司と濱家隆一、三木孝浩監督
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 嵐の二宮和也(39)が11日、都内で主演映画「TANG タング」(監督三木孝浩)の初日舞台あいさつに登壇した。

 妻に家を追い出されたダメ男と、記憶をなくした迷子のロボット・タングの冒険を描く。原作小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の作者デボラ・インストールさんがメッセージを寄せ、二宮の演技を「パーフェクト」と絶賛。二宮は「パーフェクトかあ。良い酒が飲めそう」と笑顔を見せた。共演の武田鉄矢(73)も「(「3年B組金八先生」で)同じ事務所の若手をたくさん見てきた。(二宮は)残念ながら生徒じゃなかったけど、才能あるなあと思いました。楽に演技してるでしょ。よほど内側に高い境地を持ってないとできません。クリント・イーストウッドからオッケーをもらった俳優はさすがだなと」と語った。

 キャッチコピーの「キミとなら、きっと大丈夫。」にちなみ、登壇者には「大丈夫と思える存在は?」と質問がなされた。二宮は「一緒に仕事をしてくださる人かな」と回答。「若い頃に“一緒に死んでくれる人を探しなさい”と先輩に教わった。“君を使って生きながらえようとする人ではなく、この作品で死んだって構わないという人を1人でも探しなさい”と教わった。僕は共演者やスタッフの方々に恵まれる運は持っていると思う。今回もそうですし、次回もそうあってほしい」と話した。その言葉の主を聞かれると「いかりや長介さんです」と明かした。2000年にドラマ「涙をふいて」で共演した大先輩の金言を胸に、「この出会いに感謝して、次の出会いもよかったらいいな」と笑顔で話した。

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2022年8月11日のニュース