太田光 妻・太田光代さんとの離婚は「考えたことない」、光代さんの「一番好きなところ」も明かす

[ 2022年8月11日 23:01 ]

太田光と太田光代氏
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(57)が11日放送のNHK「ふたりのディスタンス」(後10・00)にVTR出演。妻で芸能事務所「タイタン」の社長・太田光代さん(58)のいちばん好きなところに「人間として面白いところかな。これはもう圧倒的ですからね」と挙げるシーンがあった。

 同番組は気になる「ふたり」に密着し、そのふたりならではの「距離」を見つめるドキュメンタリー。自宅でのワンシーン、光代さんは「太田さんとは話さないから基本的に、全然」と打ち明けた。食事は2人別々にとることがほどんど。カメラを前に光代さんは「(太田は)ご自分のお部屋にいらっしゃいます、いないみたいでしょ?こんな感じなの、いるのよ。私も気が付かない時があるんだから」と苦笑し、「面白いなと思うけど、家に帰ったら全然面白くない。しゃべんないしさ」と語った。

 ロボットに「新しいダンスを踊って」と話しかけ、「これひとりいたら、寂しくはないですね」。その時、太田が通り「(上の階に)上がる」、「どうぞ」。夫婦の短い会話が交わされた。以前は自宅で寝る前に一緒にゲームをしたり、何時間も語り合ったという。結婚32年目、見えにくくなってきた幸せの形。光代さんは「私が最もなりたくなかった感じになっています。空気みたいな感覚ってよく言うじゃないですか。私、絶対嫌だったんです。空気みたいな感じってつまらないじゃない、でも全くそんな感じになっています、きっと」とホンネを漏らした。 離婚を考えたことはあるのかと問われた光代さんは、「ありますよ、何回も。踏みとどまっていますって言うか、もう。離婚届を何回も提出して破られていますけど。弁護士に預ける算段までもうしています」と告白。一方の太田は「(離婚を考えたことは)ないですねやっぱりだって、どうにも生きていけないんじゃないかって気がするからね」と話した。

 今回、光代さんの発案で、10年ぶりの「2人旅」をすることになった。出かけたのは熱海。行きの電車内で、席を2つあけて座った夫妻。あまり会話もせず微妙な距離感だ。海に行くと光代さんが「ちょっとつかみます」と、夫の腕に手をかけた。浜辺を2人で歩いて足を取られた太田は「さすが鳥取砂丘、歩きにくい」と、照れ隠しのようにボケた。

 道中、少しづつ会話も増加。宿に到着し食事を一緒に食べ、貸し切り露天風呂に2人で入った。就寝前に、昔よく遊んだカードゲームや、かるたをして楽しそうな雰囲気。翌日、光代さんが乗ったブランコを太田が押す仲睦まじい場面も見られた。光代さんは「思っていたほど(夫が)拒否っていないなと。2人で家にいて誘っても、乗ってこないんだろうなって定着していた、私の中で。もしかして誘えばボードゲームをやってくれるのかもしれないし、もっとちゃんと言えば良かった」と率直にコメントした。 熱海からの帰路。「なんかいっぱい遊んだね、トランプまたやろう」の言葉に、太田は「神経衰弱きついね、ほぼ偶然に頼るという」と笑顔で応じた。隣の席に座り、旅の思い出の写真に2人で目を通した。今回の旅を通して、夫婦の「距離」が少し縮まった様子だった。

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