羽生九段VS永瀬王座“全勝対決”始まる 戦型は相掛かり 王将戦挑戦者決定リーグ

[ 2020年11月3日 11:01 ]

 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負(来年1月開幕予定)で渡辺明王将(36)の挑戦者決定リーグが3日、東京都渋谷区の将棋会館であり、永瀬拓矢王座(28)と羽生善治九段(50)の対局が午前10時、始まった。両者ここまで3勝0敗の全勝対決で、勝者が前日2日、4勝0敗で単独トップに立った豊島将之竜王(30)に並ぶ。

 両者の対戦成績は過去、永瀬の7勝、羽生の4勝で今回が12回目の対局。タイトル戦では2016年の棋聖戦5番勝負で対戦し、羽生が3勝2敗で防衛した。

 戦型は相掛かり。過去の対戦ではほとんどが矢倉か横歩取りで、相掛かりは初めて。角交換から30手目、後手羽生が△2八角と永瀬陣に角を打ち込む積極的な展開となった。持ち時間は4時間で夕方終局予定。

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2020年11月3日のニュース