紅白司会者決定 紅組は二階堂ふみ 白組の大泉洋と沖縄&北海道コンビ

[ 2020年11月3日 05:30 ]

大泉洋
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 大みそかのNHK「第71回紅白歌合戦」の司会者が2日、同局から発表され、スポニチ本紙既報通り白組司会を俳優大泉洋(47)が務めることが決定した。紅組は有力視されていた女優二階堂ふみ(26)が正式に決定。総合司会も本紙既報通りお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」内村光良(56)が選ばれた。

 大役に抜てきされた二階堂は自身初となる紅白司会。沖縄出身では2009年紅組司会の仲間由紀恵(41)以来11年ぶり。白組の大泉が北海道出身のため、日本列島最北端と最南端の有名タレントが国民的行事を彩ることになる。

 二階堂は現在放送中の連続テレビ小説「エール」でヒロイン役を演じている。番組実施本部長・二谷裕真氏は「『エール』のヒロインとしてお茶の間のみなさんに愛され、今年最も注目を浴びた女優のおひとり」と起用理由を明かした。

 二階堂には番組の進行に加え、もう一つ求められる役割がある。ペアとなる大泉の“暴走”を止めるストッパーだ。日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」の名物コーナー「ゴチになります!」での活躍など、トーク力にも定評がある。同局関係者も「女優としての人気はもちろん、持ち前のトーク力を生かした冷静な進行にも期待したい」と太鼓判を押している。大泉の持ち味は台本無視のアドリブトーク。本番では大泉をけん制しながら、どのような掛け合いを見せるのか、注目が集まる。

 《総合司会は内村と桑子》内村とともに総合司会を務めるのが、同局の桑子真帆アナウンサー(33)だ。18年以来、2年ぶり3度目の大役。内村とは紅白で過去3度タッグを組んでおり、今年8月に放送された大型歌番組「ライブ・エール~今こそ音楽でエールを~」でも2人で司会を務めた。関係者は「コンビネーションばっちり。例年とは異なる演出も増えそうですが、2人なら落ち着いてできる」と期待を寄せた。

 《朝ドラ「エール」にちなんだテーマ》今年のテーマは「今こそ歌おう みんなでエール」に決定した。「エール」にちなんだ企画が進行中で、二階堂に加えて主人公を演じる窪田正孝(32)ら出演者が勢ぞろいすることが期待される。作品のモデルとなった作曲家古関裕而さんの楽曲も披露される予定だ。

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