海老蔵 親子で劇場文化復活願う、「鬼滅の刃」歌舞伎化は「裾野広める意味であったのならばいいのかな」

[ 2020年11月3日 16:37 ]

大阪で劇場文化の復活を訴えた(左から)市川ぼたん、市川海老蔵、堀越勸玄くん
Photo By スポニチ

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(42)が3日、大阪・道頓堀で長女の市川ぼたん(9)、長男・堀越勸玄くん(7)と「日本の劇場文化 復活祈願祭」に出席した。

 会見では社会現象になっている「鬼滅の刃」にも触れ「昨日、子どもたちと見て、内容も素晴らしい作品」と絶賛。「歌舞伎化?できれば、われわれ世代の俳優でではなく、せがれや娘のような子どもたちが歌舞伎の裾野を広める意味で、そういう話があったのならばいいのかな」と夢を語った。

 同イベントは新型コロナウイルス感染症の影響で大打撃を受ける劇場文化を救おうと、海老蔵が発起人となり人形浄瑠璃や上方舞、落語界に働きかけ実現。海老蔵は道頓堀川の船上で「伝統文化の復活に火をつける」と、火の神の舞「迦具土之舞(かぐつちのまい)」(「SOU~創~」より 作:長田育恵)を披露し、沿道に詰めかけた観客から大きな拍手がわき起こった。

続きを表示

2020年11月3日のニュース