木村花さん「テラハ」“コスチューム事件”以降アンチ急増、誹謗中傷1日100件…母にも矛先

[ 2020年5月24日 05:45 ]

2020年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会に参戦した木村花さん
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 フジテレビが放送する恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演中だった女子プロレスラーの木村花さんが23日未明、亡くなったことが分かった。22歳。神奈川県出身。死因は不明で、自殺とみられる。

 昨年9月の第20回配信から木村さんは「テラスハウス」に入居した。ネット上で木村さんに対するアンチが増え始めたのは今年1月配信の第31回。番組内で交際を断られた相手の陰口を叩いたことからだった。それが一気にヒートアップしたのが「コスチューム事件」と言われた第38回以降だ。

 同番組は共同生活する男女6人の人間関係に密着するもの。3月31日配信の番組(第38回)では、大切な試合用のコスチュームを間違って洗濯し縮ませた男性出演者に木村さんが激怒。その男性がかぶっていた帽子をはね飛ばすなどした。

 ネット上では「こんな凶暴な子イヤだ~。プロレスラーの人って実際もこうなんだ」「夢見る前に自分見直したら?」など辛らつなコメントが並んだ。コスチューム事件の当事者である男性が謝罪し退居した後も「おまえの都合で話進めてんじゃねえよ」「一生黒歴史背負って生きなきゃいけなくなりましたね」など収まらず、母・響子さんのアカウントにまで波及。木村さんによれば、誹謗中傷は1日100件ペースで最近まで続いていたという。

 木村さんの訃報を受けて、それらアンチと呼ばれる投稿者にも批判が向き、アカウントが次々と削除される事態に。一方で、「木村花さんが死んでくれて祝杯」という心ない動画をアップする投稿者も現れ、こちらも批判の的となっている。

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2020年5月24日のニュース