橋下徹氏 緊急事態宣言を疑問視「外出自粛要請だけでも効果はある」に小池都知事は「それはWだと」

[ 2020年5月24日 15:33 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が24日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)で東京都の小池百合子知事とリモート討論した。

 橋下氏は、新型コロナウイルスの(1)東京都の感染者数と(2)一人の感染者が直接何人にうつすかを平均値で示す実行再生産数の関東1都4県のデータをもとに持論を展開。2つのデータの推移をもとに感染は「小池さんが(3月25日に)外出自粛要請をかけた後にピークを迎えて、(4月7日に安倍晋三首相から)緊急事態宣言が出た時はかなり落ち着いていて収束状況に向かっていることが後からのデータで分かってきた」との見解を示した。

 そのうえで、「緊急事態宣言をやって8割の人との接触を削減することを国民が一斉にやっても果たして、その効果が本当にあったのか」と国の対応を疑問視。緊急事態宣言無しで「外出自粛要請だけでも効果はあるんじゃないかなと思ってね」と問いかけた。

 小池氏は「それはWだと思いますね」とし、要請と宣言の二つがあっての効果だと回答した。

続きを表示

2020年5月24日のニュース