Matt 新型コロナ禍に負けないで「ポジティブに生きてほしい」

[ 2020年3月3日 12:34 ]

映画「ジュディ 虹の彼方に」公開直前イベントに出席したMatt
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 元プロ野球選手・桑田真澄氏(51)の次男でアーティストのMatt(25)が3日、都内で行われた映画「ジュディ虹の彼方に」(6日公開、監督ルパート・グールド)の公開直前イベントに出席した。

 本作は、ハリウッド黄金期を象徴とする映画「オズの魔法使い」(1939)で、17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、その波乱万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで、伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランドが、再起をかけて挑んだ1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描いた作品。

 イベントでは、ジュディの代表曲である「オーバー・ザ・レインボー」をMattがオリジナルアレンジで歌唱する一幕も。マスコミ向けイベントで初歌唱したMattは「すごい緊張してドキドキして、途中、震えました」と笑顔。改めて、歌手活動を始動した心境を聞かれると「1番長くやってきて、1番やりたかったことなので、それがテレビを通してだったり、こうしてイベントでできる幸せで今、満たされていて、すごく気持ちがいいです」と胸の内を明かし、「これから続けていかないといけないので、自分なりの曲を作って表現していきたいなと思います」と意気込んだ。

 また、歌手活動を始めたことを家族も喜んでいるそうで「父も母もみんな僕がやりたいことをわかっていたので、それが叶ったときはすごく喜んでくれて、涙するときもあって、本当によかったなって思っています」。涙した際のエピソードを追求されると「ジェジュンさんのライブにピアノ伴奏として出させていただいたんですけど、大きな舞台でやらせていただくのは僕も緊張しましたし、でもすごく嬉しくて達成感があって、楽屋に戻ったあとは母と抱き合って泣いたりしました」と打ち明けた。

 さらに、音楽を始めたきっかけについては「(桑田氏が)肘を手術したときに、リハビリとしてピアノをやっていたんですけど、それを僕は後ろから見ていて、家にピアノがあったので独学で始めました」と告白。桑田氏の反応については「まさかそこがキッカケになるとは思っていなかったでしょうし、僕も何がキッカケで始めたのかもそのときは気付いていなくて、今思えばどうだったなあって」と感慨深げに語った。

 なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、さまざまなイベントが中止や延期、無観客での開催を余儀なくされている。先月、無観客で行われた「第30回マイナビ東京ガールズコレクション 2020SPRING/SUMMER」に出演したMattは「今の時代だからこそ、ライブ配信というものができたので、現代ならではの楽しみ方だなと思いました」と振り返り、「みなさん、お家で待機だったりしていると思うので、その中で楽しみを見つけたり、普段気付けないことに気付けたり、家族といる時間が増えたりすると思うので、皆さんネガティブになりがちだと思うんですけど、ポジティブに生きてほしいなって思います」と呼びかけた。

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2020年3月3日のニュース