舛添要一氏、東京五輪開催危ぶむ声に言及「このウイルスのやっかいなところは…」

[ 2020年3月3日 22:28 ]

舛添要一氏
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 元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏(71)が3日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)で、新型コロナウイルスの影響で開催を危ぶむ声が広がる7月24日開幕の東京五輪について言及した。

 「私も一生懸命準備したから絶対にやりたいんだけど、ウイルスが我々の言うことをきいてくれるかどうか分からない」と舛添氏。

 「単純に計算すると、4月末までに収まってくれないと。というのは、IOCのメンバーが(判断は)5月末と言った(話がある)けど、潜伏期間が長いのが、このウイルスのやっかいなところ。5月末ということは、4月末までにピシッとやっとかないとダメ。(感染者が)ゼロというよりは、終息したという宣言ができるかどうか」と持論を述べた。

 「みんなで(感染拡大を)抑え込むように、なんとかする努力をしないといけないが、万が一にも中止になった時のシナリオも書いとかないと」と語った。

 IOC委員が東京五輪の開催是非判断は5月下旬が期限になるとの見方を示したことについては、橋本聖子五輪相が先月26日の衆院予算委員会で、「IOCの公式見解ではない」と言及。大会組織委員会がIOCに説明を求め、回答を得たとした。

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2020年3月3日のニュース