TBS 4月改編のテーマは「やっぱり家族で」 目玉に7年ぶり「半沢直樹」

[ 2020年3月3日 17:29 ]

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 TBSは3日、東京・赤坂の本社で予定した4月改編の番組発表会見を新型コロナウイルスの感染防止のため中止し、文書で対応した。

 4月期の柱は主に2点。月曜日はゴールデン帯(午後7~11時)の4番組をすべて新バラエティーに改め、日曜日は「強化」策として午後8時台に「バナナマンのせっかくグルメ!!」を1時間番組でレギュラー化する。

 同じ曜日のゴールデン帯番組すべてを改編するのは15年ぶり。同局は「覚悟を持って改革に臨みます!」と強調した。

 また、新ドラマ3本を正式に発表。目玉は堺雅人(46)主演で7年ぶりに放送する日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)。主人公の銀行員による決めゼリフ「倍返し」は13年の新語・流行語大賞に輝いている。

 午後10時台は、金曜ドラマ(後10・00)が綾野剛(38)と星野源(39)がW主演の刑事ドラマ「MIU404」、火曜は多部未華子(31)主演の「私の家政夫ナギサさん」(火曜後10・00)。

 今回の改編のテーマは、「やっぱり家族で」。苦戦が続く月曜の大改革は、「週のはじめから家族で楽しんでいただける魅力的なラインアップを」との強い思いからだ。

 一方、「日8戦争」と呼ばれる日曜午後8時台の視聴率激戦区の強化には、後ろに控える「半沢直樹」へ「しっかり繋ぎたい」との意思を滲ませる。

 TBSは「これまでも重視してきたファミリーコア(男女13~59歳)層の獲得強化を図ります」としている。

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2020年3月3日のニュース